【小倉記念】ユキヒメ 3年ぶり“思い出の地”で一発狙う

[ 2018年8月1日 05:30 ]

 【東西ドキュメント・栗東=31日】悲喜こもごもの先週末だったようだ。来年2月いっぱいで定年のため、調教師としてのラストサマーを迎えている中村師が“聞いてくれよ”とばかりに口を開く。取り囲む南井師や大橋師の輪に岡崎も加わった。

 「土曜のマイネルフィエスタ(小倉SJ)は期待していたのに、飛越を失敗して落馬。流れが悪いし、台風も来ているし、日曜新潟のナインテイルズ(アイビスSD)は現地に行くのをやめようかと思ったぐらいなんだ。それでも飛行機が欠航にならないというので行ったら、3着に頑張ったね」

 今週こそは重賞制覇なるか。小倉記念にはキンショーユキヒメがスタンバイしている。前々走のマーメイドSは(2番目に重い)ハンデ55キロに泣いて7着。続く七夕賞も7着に終わったが、見限るのは早い。「悲観する負けじゃないよ。牡馬相手は楽じゃないけど、出来は良さそうだからね」

 小倉は2歳夏にデビューVを決めた思い出の地。3年ぶりの九州上陸で台風の目になりたい。

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2018年8月1日のニュース