菜七子 女性初JRA1000回騎乗達成「一鞍一鞍を丁寧に」

[ 2018年7月30日 05:30 ]

<新潟12R>8着でレースを終えた藤田菜七子騎手騎乗のフッカツノノロシ(中央)(撮影・郡司 修)
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 藤田菜七子(20)は29日の新潟12Rでフッカツノノロシに騎乗し、女性騎手史上初となるJRA通算1000回騎乗(福島236、新潟216、東京204、中山179、中京90、小倉66、阪神8、京都1)を達成した。16年3月5日の中山2RのネイチャーポイントでJRA初騎乗を果たして以来、約2年5カ月で“大台”にスピード到達した菜七子は「1000回という数字は特に意識はしていなかったのですが、これまでにたくさん乗せていただいたんだなと感じます。関係者の皆さまには感謝しかありません。これからも一鞍一鞍を丁寧に大切に乗っていきたい」と話した。28、29日の新潟では計14鞍に騎乗し、勝利を挙げることはできなかったが、これからも「全力で目の前の1勝」を見据えていくことに変わりはない。昨年に自己最多の月間4勝を挙げた誕生月でもある8月に、その視線は早くも向けられていた。

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2018年7月30日のニュース