【平和島・トーキョー・ベイC】毒島止まらん、SG&G1連勝

[ 2018年7月26日 05:30 ]

トーキョー・ベイ・カップを優勝した毒島誠
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 ボートレース平和島のG1「開設64周年記念トーキョー・ベイ・カップ」優勝戦が25日、12Rで行われ3号艇の毒島誠(34=群馬)が5コースのカドからまくって優勝。16年の徳山周年以来となる7度目のG1制覇を決めた。

 前走のオーシャンC制覇、4日目には通算1000勝達成。毒島の快進撃は終わらなかった。勝因は天性のレース勘。S展示では森高の前付けで大峯だけが引っ張る形になったが、本番ではとっさの判断で毒島は5コースのカドを選択。「最終的な決断は(ピットを離れて)小回りブイを回った後に興津さんが握り返してきたところ」。こうなれば攻めに迷いはなかった。コンマ03のトップS。「1M抜けて勝利を確信」し、静かな一礼でゴールを通過した。

 オーシャンCを制し、わずか9日後の記念Vに「盆と正月が一度に来たみたい」と、うれしい悲鳴。しかし「今日よりも明日。向上心だけは欠かさないで過ごしています」と、勝利を呼び起こしたのはまぎれもなく毒島自身だ。優勝賞金900万円を獲得し、トップの白井英治とは42万6500円差に迫った。「この後も何も考えず一走一走です。まずは夏を乗り切ること」。毒島祭りは終わりそうにない。

 ◆次走 船岡洋一郎の次走は8月7日からの宮島スポーツニッポン杯。市川哲也、前本泰和、山口剛らと優勝を争う。辻栄蔵は29日からの芦屋一般戦。西山昇一、角谷健吾、佐藤翼らが参戦。毒島誠は8月9日からの桐生一般戦。山崎智也、土屋智則、松本晶恵らが出場。興津藍は8月2日からの戸田一般戦。重成一人、井口佳典、柳沢一らが相手。大峯豊は8月2日からの徳山一般戦。瓜生正義、白井英治、原田篤志らが参戦。森高一真は31日からの鳴門G3。吉川昭男、平田忠則、湯川浩司らとVを争う。

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2018年7月26日のニュース