日本人選手、1932年ロス五輪の金が唯一のメダル

[ 2018年7月25日 05:30 ]

 日本人選手では1932年ロサンゼルス大会の障害飛越個人で、「バロン・ニシ」こと陸軍騎兵中尉だった西竹一が愛馬ウラヌス号と獲得した金メダルが唯一のメダルとなっている。日本馬術界の伝説的英雄も、「硫黄島の戦い」で戦死した。一方、馬術3種目ともに、長年にわたって圧倒的な強さを誇ってきたのがドイツ。総合馬術個人では、ミヒャエル・ユングが12年ロンドン、16年リオデジャネイロと連覇。団体でも金メダルをほぼ独占しており、金メダルの通算獲得数は26で断トツ。次いでスウェーデン、フランス、英国が続く。近年ではオランダ、オーストラリア、ニュージーランドなども力を付けてきてはいるが、20年東京五輪でも「馬術大国」ドイツの牙城は簡単に崩れそうにない。

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2018年7月25日のニュース