【中京記念】グレーター 驚速レコード初重賞!鮮やか差し切り

[ 2018年7月23日 05:30 ]

田辺を背に1番人気に応え、レコードタイムで中京記念を制したグレーターロンドン=手前(撮影・平嶋 理子)
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 サマーマイルシリーズ第1戦「第66回中京記念」は22日、中京競馬場で行われ1番人気の6歳馬グレーターロンドンが脚部不安を乗り越え、悲願の重賞初Vをコースレコードで飾った。

 グレーターロンドンは道中、中団を追走。ウインガニオンがテンの3Fを33秒8で通過する速い流れだったが、終始、包まれることなく絶好の手応えで直線へ。馬場のド真ん中に進路を取ると、上がり3Fはメンバー最速タイの34秒1。先に抜け出したロジクライを捉えてゴールへ。7度目の重賞挑戦で待望の初タイトルだ。さらに勝ち時計1分32秒3はコースレコードをコンマ4秒更新。

 田辺は「いつも人気になって、もう少しの競馬が続いていたのでホッとしました。時計勝負は不安材料でもあったし、道中はあまり離されたくなかったけど前走(京王杯SC4着)で千四に使っていたことで行きっぷり良く流れに乗れました。久しぶりにスパッと決まりましたね」と安どの笑みを浮かべた。大竹師は「今後については様子を見ながら考えます」と視線を先にやった。東の良血ディープインパクト産駒が出世ロードを歩んでいく。

 ◆グレーターロンドン 父ディープインパクト 母ロンドンブリッジ(母の父ドクターデヴィアス)牡6歳 美浦・大竹厩舎所属 馬主・窪田芳郎氏 生産者・北海道日高町下河辺牧場 戦績15戦7勝 総獲得賞金1億6779万4000円。

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2018年7月23日のニュース