【鳥谷越・本社予想の稼ぎどころ】22日中京11R 遅れてきた大物リライアブルエースの重賞初Vを期待

[ 2018年7月22日 08:00 ]

 福島最終週の土曜は会社でテレビ観戦。芝2000メートルの5R新馬戦は、1番人気に推された良血馬ボスジラが見事にデビュー勝ちを飾った。陣営の雰囲気や調教の動きから「将来性は十分でも初戦は?」と半信半疑で▲としたが、好位から4角先頭で堂々と押し切る横綱相撲。今の完成度で、これだけのパフォーマンスが可能となれば…。今後の活躍に楽しみが広がった。

 きょう日曜は2重賞。現2歳世代の最初の重賞となる函館2歳Sも楽しみな一戦だが、当欄では紙面に予想の根拠を書いていない中京11R・中京記念を取り上げたい。狙いは◎リライアブルエース。脚元の不安に悩まされ、デビューが3歳4月と遅くなった上に、初勝利を飾った後にも1年5カ月以上の長期休養。昨秋に戦列へ復帰してからようやく軌道に乗り、約半年でオープンクラスまで出世してきた遅咲きの逸材だ。重賞初挑戦となった前走・京王杯スプリングCは6着止まりも、レコードVの1着ムーンクエイクとわずかに0秒2差。一気の相手強化を考えれば、むしろ高く評価するべき6着だろう。今回の芝マイルも【1200】、中京芝も【1201】と良績は十分。前走で手綱を取った戸崎が連続騎乗で中京まで遠征するのは、期待の大きさの表れだ。

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2018年7月22日のニュース