木村翔“本気スパー”で2度目の防衛戦に向けての練習打ち上げ

[ 2018年7月21日 20:28 ]

5ラウンドのスパーリングを行いV2戦に向けての練習を打ち上げた木村翔
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 ボクシングのWBO世界フライ級王者・木村翔(29=青木)が21日、東京・高田馬場の青木ジムで5ラウンドのスパーリングを行い、中国・青島市で同級4位のフローイラン・サルダール(29=フィリピン)と対戦する2度目の防衛戦に向けての練習を打ち上げた。

 ドアも窓も閉め切って“サウナ状態”の中で同僚2選手を相手に計5ラウンドのスパー。試合1週間前にも関わらず、激しく打ち合い、さらに有吉会長を相手にステップやコンビネーションを最終チェック。木村は「本気で打ってくる相手に目と距離の感覚を慣らしておきたかったので…いつも通りですよ」と気持ち良さそうに汗をぬぐった。

 急きょ決まった試合のため、過去の世界戦と比べて総スパーリング数は少ないが、1週間前の“本気スパー”青木ジムのルーティーン。疲労はピークに達しているが「後は疲れを抜くだけ。コンディションは悪くない」と言い切る。準備不足は感じておらず「イメージ通りやれれば勝てる」と断言。「最後は気持ち」といつも通りの言葉で締めくくった。

 木村は24日に羽田空港から福岡経由で中国・青島市入りする。 

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2018年7月21日のニュース