【鳥谷越・本社予想の稼ぎどころ】21日中京11R 追い切り快走カフェブリッツが初の砂7Fで激走

[ 2018年7月21日 08:00 ]

 最近は調教映像をパソコンやスマホで見ることができるようになったが、さすがに全馬は不可能。映像の提供は基本的に、重賞出走馬と新馬に限られる。それ以外の馬も、取材で毎週訪れている美浦トレセンの所属馬ならライブで見られるが、栗東トレセン所属の関西馬となると関東の競馬記者が見るのは難しい。そんな中、時に予想のヒントを与えてくれるのが「重賞に出走する関西馬の調教パートナー」の映像。実績馬と併せて互角、あるいはそれ以上の動きを見せた馬は積極的に狙って損はない。

 今週、そのパターンで◎指名したのが今日の中京11R・桶狭間Sのカフェブリッツ。最終追いは栗東坂路でスマートオーディン(中京記念出走)と併せ馬。先行したとはいえ、一度前に出られたパートナーを最後に差し返す形で首ほど先着している。ラスト1Fは1週前追い切りに続いて11秒8をマーク。2カ月半ぶりの実戦だが、東京への輸送で馬体を12キロ減らして完敗(5着)した前走よりも明らかに出来はいい。今回は初めてのダート7F戦出走だが、坂路でこれだけ動けるなら短距離戦の適性は高いはず。ダート10Fとはいえ現級勝ちの実績もあり、中京ダートも1戦1勝。絶好の狙い目とみた。

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2018年7月21日のニュース