【細原・騎手で獲る 特別編】21日中京9R センス抜群ジェロディが堂々抜け出す

[ 2018年7月21日 08:00 ]

 中京2歳S(9R)は毎年登録馬が少なく、今年も7頭立ての少頭数。例年通りスローの流れが濃厚になった。展開のまぎれが少ないレースほど馬場傾向が重要。先週の中京芝はハイペースであれば外差しも決まっていたが、基本は好位で運んだ馬が幅を利かせていた。狙いは機動力に優れた馬だ。

 ◎タガノジェロディ。前走の勝ちっぷりにセンスの良さが集約されている。抜群のスタートでハナに立つと、その後の折り合いはスムーズ。外から進出してくる馬をやり過ごすと、そこで息を入れて差し返す“味のある”内容だった。中間も入念に乗り込まれ、日曜の坂路追いでは4F52秒8〜12秒2の好時計。稽古をつけた浅見助手は「動きは良く力は出せる仕上がり。スピードがあって、どんな競馬もできるから」と手応えをにじませていた。逃げて良し、控えて良しの堅実派。ここは通過点だ。馬券は単複。

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2018年7月21日のニュース