連敗脱出へ燃える2年目富田に注目

[ 2018年7月20日 05:30 ]

 【東西ドキュメント・栗東=19日】午前5時の調教開始とはいえ、日差しはきつい。寺下は早朝から暑さにめいっていると、調教から引き揚げてきた2年目の富田は「暑くてもバテてませんよ」と涼しい顔。「ここ1カ月半ぐらい全然勝ってないけど、小倉の前にきっかけをつかみたい」と意気込む。

 今年の19勝は1年目の17勝を上回っている。5月13日の新潟で勝利を挙げて以降は、阪神→中京開催で未勝利。苦戦は続くが、夏の中京最終週に豪華なラインナップがそろった。土曜3Rのソーグレアはコンビを組んで2→3着。「前走は引っ掛かってしまった。折り合って運べればチャンス」と気合が入る。続く4Rのシンゼンアイルも前走2着。「前回は馬場を考えて早めに仕掛けた。勝った馬は強かったが、この馬も力はある」とジャッジした。

 連敗脱出に向けて「自分の中では“戻ってきている”と思うので、今週は勝ちたい」。土曜の午前中から、富田の手綱さばきに注目したい。

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2018年7月20日のニュース