【福島新馬戦】“キタサン”勢い健在 バルカン華麗デビュー予感

[ 2018年7月18日 05:30 ]

 【東西ドキュメンタリー・美浦=17日】キタサンミカヅキが制した16日の新設重賞「第1回プラチナカップ」(浦和、S3)をテレビで見ていた高木。キタサンブラックの激走に沸き、「今年の漢字」に“北”が選ばれた17年は遠い昔に感じるが、“キタサン”の勢いは健在らしい。今週もサブちゃん期待の新馬キタサンバルカンが21日の福島5Rでデビュー予定。奥村武厩舎で情報を聞き込んだ。

 11日の追い切り(Wコース)では古馬ホウオウパフュームと互角の走り。小西助手は「本当は秋くらいのデビューを予定していたが、動きがいいので」と高い素質をアピールする。競馬を覚えるという目的で選択した2000メートルの距離には「凄く奇麗な走りをするので向くんじゃないか」と期待していた。実は入厩当初のキタサンガトリンから、キタサンバルカンに改名。「ローマ神話の火の神」と名付けられた若駒が、灼熱(しゃくねつ)福島で華麗なデビューの予感だ。

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2018年7月18日のニュース