【細原・騎手で獲る 特別編】15日中京5R 坂路好時計グッドレイズ初陣Vだ

[ 2018年7月15日 08:00 ]

 昨日の紙面コラムで推奨したローゼンクリーガー(中京5R新馬)がV。センス良くスタートを決めると、直線も脚色衰えず逃げ切った。追い切りで突出した時計はなく、最終追いでも僚馬に遅れ見栄えしない内容。それでも本命に推せたのは陣営のトーンの高さゆえ。「物見など幼い面が一切なく、感触は時計以上。初戦こそ狙い目ですよ」。稽古をつけた喜多助手のジャッジが大きな後押しになった。デビュー戦こそ陣営のコメントが重要だ。

 中京5R新馬戦は◎グッドレイズで勝負。秋山は先月の追い切りにまたがったが、開幕週の中京で新馬Vを決めた同厩舎の僚馬エイシンゾーンに突き放された。「あの時はそれほど良く感じなかったが、そこから格段に動きが良くなったみたい」と秋山。このひと追いが“刺激”となり、その後の坂路で4F52秒1の好時計をマーク。活気あふれる身のこなしで態勢が整った。「気性は前向きだったし、いい背中をしていた。稽古通りなら」と鞍上。突出馬不在のここ、いきなりから勝負になる。今日も手堅く単複で勝負。

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2018年7月15日のニュース