【梅ちゃん先生・特別編】15日福島11R アイリスの花を

[ 2018年7月15日 08:00 ]

 墓前に供えて先祖をしのぶ、お盆の仏花といえば、菊、リンドウ、グラジオス、カーネーション、そして、紫色の花弁を開くアイリス。「クラウンアイリスが来るって言いてえのか?あり得ねえな」。平井の酒場「ゆがふ」。常連の金城は競馬新聞を広げながら鼻で笑うが、激走の条件は整っている。平たん向きのロドリゴデトリアーノ産駒。福島は6戦中5戦が3着以内。裸同然のハンデ49キロ。

 老馬の智という。鞍上は若い藤田菜七子だが、馬が海千山千の7歳牝馬だけにレースの仕方を知っている。14年に大分県産馬としてJRA初勝利を挙げた平たん巧者がオープン初勝ちだ。

 ≪函館11R ブレスジャーニー狙い≫ブレスジャーニーが休み明けをひと叩きされて気配一変。前走時は太め残りの馬体。「7〜8割の出来」と厩舎も仕上がり途上を認めていたが、今度は体が引き締まり、動きに切れが出ている。同馬の特徴を知り抜いたベテラン・柴田善との再コンビも心強い限り。

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2018年7月15日のニュース