【鳥谷越・本社予想の稼ぎどころ】１５日福島８Ｒ　初のスプリント戦起用でモルフェオルフェが躍動

　今年、最初で最後の福島出張は期待を裏切らない？猛烈な暑さ。この厳しい気候でも、懸命に走るサラブレッドとジョッキーには最大限の敬意を表したい。予想を生業とする競馬記者としては、もちろん徹底した研究によって的中率アップを狙うのみ。土曜は福島の全１２Ｒで馬単的中が３本という結果。日曜は最低でもこれを上回る成績で、もちろん馬券収支もプラスにして東京に帰りたい。

　テレビ観戦の函館記念にドンと踏み込むべく、当欄で推奨するのは福島８Ｒ。確固たる中心馬が不在で混戦ムードが漂っており、どこから入っても好配当が期待できる。狙いは、初めて芝１２００メートル戦を使ってきた◎モルフェオルフェ。３走前には東京芝１４００メートルの春菜賞（７着）で楽にハナを切っており、スプリント戦にも十分に対応可能なスピードの持ち主。むしろ折り合いを気にせずに飛ばせる分、競馬の進め方は楽になる公算が大きい。３歳同士だった過去８戦は全て５４キロでの出走だったが、古馬相手で３キロ減の減量騎手を起用する今回は４９キロという“超軽量”。テンの加速が増す可能性が高く、先行押し切りＶが期待できる。