【細原・騎手で獲る 特別編】14日中京8R 休養効果絶大のナムラマルが激変

[ 2018年7月14日 08:00 ]

 環境の変化に敏感なサラブレッド。一変となると要素は多々あるが、ここまでリフレッシュ効果が目に見えるのは珍しい。中京8R◎ナムラマルは転厩、長期休養明け。1週前の坂路追いは上がり重点に4F52秒1と、自己ベストに0秒1差まで迫る好時計。進化を感じたのは坂上だ。流す程度でラスト2F12秒5→12秒4と脚色が衰えず真一文字に駆け上がった。

 自己ベストを出した時は前傾ラップで、ラスト2F12秒3→13秒4と上がりを要していた。同じような全体時計でも中身は全く違う。以前の厩舎では坂路主体のメニューだったが、転厩後はコースと坂路を併用して長めからビッシリと。その効果で体付きはたくましくなり、走りに迫力が増している。もともと昨年の阪神芝2600メートル戦でレコードVを決めた実力馬で、成長力の高いスクリーンヒーロー産駒。500万クラスなら通過点に過ぎない。単複で勝負。

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2018年7月14日のニュース