【小松島記念】牛山 1年ぶり2度目の記念V「周りのおかげ」

[ 2018年7月9日 05:30 ]

小松島記念の優勝カップを手に笑顔の牛山
Photo By 共同

 小松島記念は8日、決勝が行われ、牛山貴広(37=茨城)が17年6月の富山以来、2回目の記念優勝を飾った。

 レースは天田―牛山―太田―小倉―三谷―村上―野田―山田―守沢で周回。残り2周半から山田―守沢が上昇、三谷―村上―野田が続く。赤板で三谷―村上―野田が前に出る。三谷は後続を警戒しながら徐々にペースを上げて打鐘から先行態勢に入る。4番手以降は山田―守沢―天田―牛山―太田―小倉で一列棒状になり最終ホームを通過。8番手の太田の巻き返し不発。4番手の山田が最終2コーナーからまくると村上がけん制。野田が村上の内を突くが村上が戻る。天田は不発もその天田の動きに乗った牛山が直線で村上と守沢の間を伸びて1着。村上が2着、守沢が3着。

 牛山は「久しぶりに決勝に乗って優勝できてうれしい。周りのおかげ」と1年ぶり2回目の記念優勝を喜んだ。レースは「(誰も)出なかったら前からと思っていた。(天田に任せて)最終4コーナーを回った時に踏み込んだ。手応えは良かったけど勝ったかどうか分からなかった。引き揚げた時に(勝ったと)言われた」と振り返った。

 今後は「(人の)後ろを回って仕事ができてないのでサポートしていきたい。また頑張ります」と追い込み選手として一歩上を目指していく。牛山の次走予定は14〜16日の青森F1。

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2018年7月9日のニュース