【開成山特別】障害絶対王者オジュウチョウサン、4年8カ月ぶり平地戦でも圧勝!土曜条件戦に大歓声

[ 2018年7月7日 14:35 ]

ジャンプの絶対王者オジュウチョウサン
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 注目の一戦「開成山特別」(500万下、芝2600メートル)が7日、福島競馬9Rで行われ、武豊騎手騎乗のジャンプ界の絶対王者オジュウチョウサン(牡7=和田正)が優勝。約4年8カ月ぶりの平地戦出走を勝利で飾った。勝ちタイムは2分42秒3(やや重)。

 圧倒的1番人気に推されたオジュウチョウサンは好スタートから4番手の競馬。抑えきれない手応えで4コーナー手前で早々と先頭に。直線でも後続を引き離す、まさに圧勝の内容だった。3馬身差の2着にはドリームスピリット、さらに首差の3着にはコンボルドが入った。

 障害ではG1・5勝を含む9連勝中。向かうところ敵なしだった王者の新たな挑戦に大きな注目が集まった。平地を走ったのはデビュー2戦以来、およそ4年8カ月ぶりだった。

 目標は平地、障害両G1制覇の“二刀流”。平地、障害の両方で重賞を制した“二刀流”は過去11頭おり、直近はソロル(14年マーチS&17年小倉サマーJ)。全て平地→障害の順番で勝っており、オジュウチョウサンが障害→平地の順番で重賞を勝てば史上初となる。絶対王者から最強の1勝馬に変身したアイドルホースの今後に期待が高まった。

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2018年7月7日のニュース