菜七子、７番人気で快挙達成　小島師も称賛「きょうは菜七子に尽きる」

＜福島２Ｒ＞コパノステラートでレースを制した藤田（撮影・村上　大輔）
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　藤田菜七子（２０）が７日の福島２Ｒ・３歳未勝利戦（ダート１７００メートル）を、７番人気コパノステラートで制し、今年１０勝目を飾った。ＪＲＡ女性騎手の２年連続での年間２桁勝利は史上初。通算でも３０勝目と“大台”乗せた。

　好位追走から３角過ぎで先頭を奪う積極策で、そのまま押し切る好騎乗。菜七子は「積極的なレースをしようと思っていた。楽に前に行けて、道中もいいリズムで走ることができた。最後は馬が頑張ってくれた」と振り返った。管理する小島師も「きょうは菜七子に尽きる。いい騎乗だった」と称賛した。

　これで増沢由貴子（旧姓・牧原）が持つ、ＪＲＡ女性最多勝記録（３４勝）更新まで「マジック５」。減量特典が３→２キロ減となっての初勝利で、菜七子の挑戦は新たなステージへと突入した。