【鳥谷越・本社予想の稼ぎどころ】７日福島２Ｒ　初戦で素質を示したゴロンドリーナが２戦目で順当Ｖ

　衝撃的な結末で日本代表の敗退が決まったサッカーＷ杯ロシア大会。これで寝不足も解消…と思ったら、入れ替わるように、故障離脱中だったエンゼルスの大谷翔平が戦列へ復帰した。米国西海岸のアナハイムを本拠地とするエンゼルスの試合は、美浦トレセンの夏時間（朝の調教が５時〜９時半）における貴重な“昼寝タイム”の午前１１時プレーボールが多い。ちょうど観戦できてしまうタイミングで、何とも悩ましい。

　夏の福島開催２週目の今週、話題は障害王者オジュウチョウサンが平地に参戦する本日の９Ｒ。ただ、不確定要素が大きいので馬券的には踏み込みにくい。当欄の“賞味期限”が短いのが難点だが、推奨レースはちょっと早めの福島２Ｒで狙いは◎ゴロンドリーナ。経験馬が相手の初陣となった前走の未勝利戦（東京ダート１４００メートル）は８番人気の低評価だったが、出遅れて最後方に置かれながらも、ラストはグイグイと迫力満点の末脚を繰り出して３着まで押し上げた。脚抜きのいい重馬場だったとはいえ、３Ｆ３６秒０という芝並みの上がりをマーク。素材の良さがストレートに伝わる走りだった。叩かれて順当に良化した今回、小回りの福島でも直線勝負で楽に差し切れるとみた。