【宝塚記念】ダイヤモンド堂々1位 池江師「何とか復活して」

[ 2018年6月8日 05:30 ]

厩舎周りで運動するサトノダイヤモンド
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 「第59回宝塚記念」(24日、阪神)ファン投票の最終結果が7日、発表され、6万3599票を集めたサトノダイヤモンドが1位に支持された。昨年は早々と同レース回避を表明したが、8万近い票を集めキタサンブラックに続く2位。今年は堂々主役を務める。池江師はこの結果を重く受け止め、意気込みを口にした。

 「これだけの支持を頂いてありがたく思います。ファンの皆さんの夢を乗せて出走するわけですから、勝ち星から遠ざかっているとはいえ、何とか復活してファンのためにいいレースをお見せしたい」

 前走の大阪杯は3番人気7着という屈辱的な着順。指揮官は「キリっとしてきたように思ったが結果が出なかった。厳しい展開だったとはいえ、脚が使えなかった」と険しい表情で敗戦を振り返る。

 反攻へ3週前から坂路で4F53秒4と意欲的に時計を出し、2週前も坂路でハードな併せ馬(4F52秒5〜1F12秒2)を敢行。動きに関しては「まだピリっとしない。菊花賞、有馬記念を勝ったころには程遠い」としながらも手掛かりはつかんだ。

 宝塚記念まで残り2週間と2日。眠れる魂を呼び戻すべく、自己との懸命な“闘い”が続く。 

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2018年6月8日のニュース