【マーメイドS】ユキヒメ、重賞2連勝へ抜群ラスト11秒7

[ 2018年6月7日 05:30 ]

雨降る中、CWコースで追い切るキンショーユキヒメ(撮影・平嶋理子)
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 「マーメイドS」の追い切りが東西トレセンで行われた。キンショーユキヒメは開門と同時にCWコースへ。たっぷり水分を吸い込んではいたが朝イチのウッドチップは適度に締まり、脚抜きのいいコンディション。オーバーワークを避ける狙いで道中はスピードをコントロールしながら、ゆったりラップを刻んでいく。芦毛の馬体がスピードに乗ったのがラスト1Fだ。左ステッキが入ると即座に反応。しまい重点で6F84秒4〜1F11秒7でフィニッシュ。長谷川助手は笑顔で感触を伝えた。

 「先週CWで猛時計(6F79秒3)を出したので反応を確認する程度。イメージ通り追い切れました。やればナンボでも動くけど、ちょうど良かったと思います。見ての通り抜群の動き。状態は言うことなしですよ」。戦法は末脚勝負。前走・福島牝馬Sは小回りでも道中慌てず騒がず直線の攻防に懸け、差し切って初タイトルをものにした。当日の空模様は気になるが、重賞2連勝はハッキリ視界に入っている。

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2018年6月7日のニュース