【日本ダービー】祐一Vに友道師も泣いた「彼の顔を見たら…」

[ 2018年5月28日 05:30 ]

ワグネリアンで日本ダービーを制した友道調教師は検量室前で号泣(撮影・近藤 大暉)
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 ワグネリアン&福永を出迎えた友道師も涙、涙。「20年以上の付き合いで、ダービーに懸ける彼の思いは知っている。彼の顔を見たら涙が出てきた」とハンカチで目元を拭った。16年マカヒキに続く2度目のダービー制覇。「言葉では表現できないが、マカヒキの時とは違う喜び」と感慨に浸った。

 皐月賞は1番人気に推されながら7着。師は「今振り返ればテンションを考慮して負荷が軽かった。今回はしっかり負荷をかけて馬もそれに応えてくれた」と雪辱に向けて攻めの仕上げで臨んだ。それでも馬体は維持。福永も「マイルを走っていても不思議ない馬。今日もあのサイズ(450キロ)の馬ができる競馬じゃない。厩舎の力でしょう」と全幅の信頼を口にした。これで現役では松田師に続くダービー2勝目となったトレーナーは「また来年も獲りたい」と宣言。ダービーVの味は病みつきになるようだ。

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2018年5月28日のニュース