【日本ダービー】ブラスト95点!筋骨隆々で圧倒的な存在感

[ 2018年5月22日 05:30 ]

圧倒的な存在感を示すブラストワンピース(撮影・村上大輔)
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 ジェネラーレウーノが将軍杉なら、ブラストワンピースは国内最大級の太さを誇る屋久島の縄文杉になぞらえたい。周囲16メートル超もある幹は波打つようにうねり、盛り上がった瘤に覆われて圧倒的な存在感を示しています。ワンピースも女性のおしゃれな衣装のイメージとは正反対にいかつい鎧(よろい)をまとったような体つき。骨量と筋肉量は520キロ超の体重以上にインパクトがあります。特に臀部(でんぶ)が縄文杉のこぶのように盛り上がっている。首も野太くて、腹袋も立派。顎っぱりもいい。食欲旺盛なのでしょう。初めて馬体をチェックしましたが、縄文杉を見上げた時のような驚きを感じました。

 視線を顔に移してみれば、鼻の穴をしっかり広げて、目、耳と同じ方角、前方の1点に集中しています。ハミも適度なくわえ方。弓なりの長い引き手に従い、ゆとりを持って立っています。筋肉の鎧をかぶったパワーむき出しの馬体はマイラーやダートホースに多い。2400メートル向きの体形とは言えませんが、力みもなく、余裕のある立ち姿が距離克服の可能性を伝えてくれます。

 四肢には保護用のバンテージ着用。脚元の状態は確認できません。蹄の形状も芝生に隠れて見えません。キ甲ははっきり分かる。容積はあるが、まだ抜け切っていない。成長途上です。栄養の乏しい花崗(こう)岩の山地に育つ縄文杉は成長が遅いが、稲敷台地の肥沃(ひよく)な土壌に育つブラストワンピースは秋にもっと進化しているはず。世代屈指の未完の大器です。

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