【鳥谷越・本社予想の稼ぎどころ】20日東京6R 芝で良さが出たバトルマイスターが順当に2勝目

[ 2018年5月20日 08:00 ]

 3歳クラシックは頂点となるG1に向けてのステップレースが整備され、何度も対戦するうちに勢力図が見えてくるもの。必然的に堅めの決着が多いが、今年のオークスは特に波乱度が低い気がする。昨年暮れの阪神JFの1〜3着馬が、今年4月のチューリップ賞でも2&3着こそ入れ替わったものの上位を独占。その強豪たちを桜花賞で楽々と差し切った◎アーモンドアイは、歴史に残る名牝クラスの大物だと思う。取材をしていても、陣営から聞こえてくるのは自信たっぷりのコメントばかり。今後に夢が広がるような、圧巻の2冠達成を期待したい。

 その資金を稼ぐなら、東京6Rの◎バトルマイスターがお薦めだ。ダートの未勝利戦を5馬身差で圧勝したため、500万に昇級後もダートを使われたものの7→6着。初めて芝に矛先を向けた前走(阪神・芝1600メートル)は10番人気の低評価だったが、中団から最速の上がりをマークして2着。その後に京都新聞杯で2着した優勝馬アドマイヤアルバと首差の大接戦だった。この内容では次走は妙味なしと覚悟していたが、関西から骨っぽいメンバーが大挙遠征してきたため、人気が集中することはなさそうな状況。最終追い切りで素晴らしい動きを見せ、出来はさらに上向き。頭固定の馬券でドンと勝負したい。

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2018年5月20日のニュース