【ヴィクトリアM】リス2着、G1・4度目“銀”武豊「枠の差」

[ 2018年5月14日 05:30 ]

<ヴィクトリアM>鼻差で2着に敗れたリスグラシュー(手前)と3着のレッドアヴァンセ(奥)
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 またも悔しい銀メダル。1番人気に支持されたリスグラシューは2着。中団外から末脚を伸ばし、メンバー中最速の3F32秒9の末脚で勝ち馬を追い詰めたが、わずかに鼻差及ばなかった。「あそこまでいったら勝ちたかった」と武豊。「外枠でどうしてもポジションが後ろに。クリストフ(ルメール=ソウルスターリング)の位置で競馬したかったが、枠の差があった」と唇をかんだ。

 阪神JF、桜花賞、秋華賞に続き、4度目のG1・2着。矢作師は「まず負けないという気持ちだったが…。馬は頑張ったが、俺の力不足でしょう」と肩を落とした。悲願のG1タイトルには届かなかったが、力は十分に示した。トレーナーは「イレ込みも以前よりマシになったし、能力的にはG1を勝てる馬。オーナーサイドの許しがあれば安田記念に向かいたい」と、次の挑戦を見据えていた。

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2018年5月14日のニュース