【京都ハイジャンプ】サムソン重賞初V 引退間近の林が導いた

[ 2018年5月13日 05:30 ]

京都8R・京都ハイジャンプを制したアスターサムソン(セン5=中竹)と引退目前の林満明騎手(左から2人目)
Photo By スポニチ

 京都8Rの京都ハイジャンプ(J・G2)は引退目前の大ベテランが、好リードで重賞Vにエスコート。

 好位で流れに乗った2番人気アスターサムソン(セン5=中竹)は2周目後半で先頭に立つと、後続を突き放して押し切った。オープン特別に続いて連勝に導いた林は「引っ掛かって抑え切れず早めに行ったが、スタミナはあるから。メンバーにも恵まれたけど、うまくチャンスを生かせた」と満面の笑み。

 これで障害戦は1996戦195勝。通算2000回騎乗を区切りに現役引退を表明しており、間際で見事重賞Vを飾った。ウイナーズサークルの表彰式ではファンから“よかったね”“おめでとう”と祝福の声が飛ぶ。「また、頑張ります」。51歳のベテランは気を引き締めながら、新潟競馬場へと向かった。13日騎乗する新潟4Rを終えれば、引退までは“ラスト3”。来週の障害レースは新潟で土日計3レースがあり、早ければ来週にも2000回騎乗達成の可能性もある。

 ◆アスターサムソン 父メイショウサムソン 母アドマイヤマダム(母の父サンデーサイレンス)セン5歳 栗東・中竹厩舎所属 馬主・加藤久枝氏 生産者・北海道白老町社台コーポレーション白老ファーム 戦績21戦4勝(うち障害5戦3勝) 総獲得賞金7797万7000円。

続きを表示

2018年5月13日のニュース