【梅ちゃん先生 特別編】12日京都11R サンマルティンの巻き返し

[ 2018年5月12日 08:00 ]

 前走・福島記念は14着に大敗したサンマルティンだが、敗因は明らか。大外枠のため馬群を壁にできず、折り合いを欠いてしまった。今度は一転、他馬の後ろで折り合いを付けやすい内枠。休み明けでも入念に調教を重ねて仕上がっているし、鉄砲も利く。美浦滞在で同馬の追い切りにも騎乗した池添が手綱を取るのも心強い。

 ≪東京11R サトノアレスでこん身の勝負≫黒光りする毛ヅヤ、はち切れそうな筋肉の躍動…。「すごい動きだ」。2週連続でサトノアレスの追い切りに騎乗した蛯名も思わず表情を緩める走り。この2戦はゴール前で隣の馬にかみつきにいくようなしぐさを見せた。闘争心が激しすぎるのだろう。出遅れれば万事休すの最内枠。インの先行馬がバテない緩い流れで内を突くスペースがあるのか…など大勝負(前日に銀行口座から大金を下ろした)を前に不安もよぎるが、デビュー以来最高の出来にあるのは間違いない。

 ≪東京12R ゴールドブラッドでしめくくる≫ゴールドブラッドは前走でブービー15着に敗れたが、休み明けで仕上がり途上だった。モマれ弱さも露呈してしまった。今度はひと叩きされて気配一変。もまれずに先行できれば巻き返せる。

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2018年5月12日のニュース