【日本ダービー2週前追い】プレミアム上昇 CWで初時計

[ 2018年5月11日 05:30 ]

CWコースで軽快な動きを見せるダノンプレミアム(手前) 
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 2週後に迫った競馬の祭典「第85回ダービー」(27日、東京)で皐月賞を右前挫石で回避した無傷4連勝中のダノンプレミアムが余力十分に併入。同世代最強証明に向け、着実にピッチを上げている。

 皐月賞を右前挫石で回避したダノンプレミアム(牡=中内田)は、2週間後の日本ダービーに向けてピッチを上げてきた。回避後は初となるCWコースで時計をマーク。ゼンノサーベイヤー(5歳準オープン)を1秒以上追走、直線は余裕たっぷりの手応えのまま併入した(時計は6F84秒0〜1F11秒7)。騎乗した猿橋助手は「4コーナーまで気持ち良く、いい具合に乗れたし、動きだしてからの反応も良かった。(久々の)コース追いでも特に変わらず、順調に来ていますよ」と報告。

 昨年の2歳王者は今年初戦の弥生賞も好位から楽々と押し切り、デビューから無傷の4連勝を決めた。皐月賞でも断然人気が予想されたが、不運なアクシデントで1週間前に回避が決定。その後はダービーに目標を切り替え、じっくり立て直してきた。先週の日曜(4月29日)から坂路で時計を出し始め、3日にも時計をマーク。前走の2000メートルから距離は延びるが「折り合いさえ、ちゃんとすれば何とかなるかな。上手に気分良く運べれば」と猿橋助手は力を込める。来週の1週前追いでは主戦の川田が騎乗する予定。大舞台へ向けて態勢は整いつつある。

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2018年5月11日のニュース