【大井・東京プリンセス賞】グラヴィオーラ、7馬身差V

[ 2018年5月11日 05:30 ]

東京プリンセス賞を圧勝したグラヴィオーラ
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 南関東牝馬3冠第2弾「第32回東京プリンセス賞」(S1、1、2着馬に関東オークス=6月13日、川崎=の優先出走権)が10日、大井競馬場で行われた。2番人気のグラヴィオーラが2着に7馬身差をつける圧勝劇で優勝した。

 スタート直後から圧倒的1番人気に推されたプロミストリープをマークする形で3番手を追走。4コーナーでそのプロミストの仕掛けに合わせてグラヴィも追い出した。だが、その競り合いも直線半ばであっさりとケリ。グラヴィが突き放すと最後は手綱を押さえる余裕でゴールした。

 手綱を取った今野は「ここまで走るとは予想外。びっくりした」と驚きを隠さない。佐藤賢師は「ダービーか関東オークスのどちらを使うかはオーナーと相談」としたが、馬場の多少の違いはあれ勝ち時計は前日の羽田盃を0秒6上回るもの。いずれにしても怪物牝馬が誕生したことは間違いない。

 ◆グラヴィオーラ 父サウスヴィグラス 母カクテルラウンジ(母の父タニノギムレット) 牝3歳 船橋・佐藤賢二厩舎 馬主・村田紀次氏 生産者・北海道新冠町のハクツ牧場 戦績11戦4勝(南関東5戦2勝) 総獲得賞金5502万5000円。

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2018年5月11日のニュース