【万哲の乱 特別編】6日新潟11R ハクサンルドルフの鬼脚が届く

[ 2018年5月6日 08:00 ]

 土曜の東京の芝の時計の出方には驚いた。5R・3歳500万下(芝1800メートル)を勝ったレーヴドリーブが1分45秒6で古馬重賞級の好時計。8R・古馬1000万下(芝1400メートル)を逃げ切ったグランドボヌールが1分20秒0でコースレコード(1分19秒6=ミトラが記録)とわずか0秒4差。間違いなくNHKマイルCは「1分32秒台」に突入する。全馬が経験したことがない時計勝負になるので、意外な結末が待っている可能性もある。ただ土曜の競馬を見る限り、脚質による有利不利は感じない。例えば、メイン11R・プリンシパルSの2着馬ブレステイキングが最終4コーナー12番手から伸びたように、高速馬場=前有利でもないようだ。NHKマイルはある程度は流れ、底力勝負と見て、1600メートルを超えた距離でも好走している馬に重い印を打った。スポニチ紙面でも、ご確認いただければ幸いです。

 新潟大賞典(新潟11R)が行われる新潟は開幕週の先週から「外差し傾向」の様相。末脚勝負の◎ハクサンルドルフに絶好条件か。前走・六甲S(4着)もメンバー最速3Fで伸びたが、前が止まらなかった。現状は前走のマイルより、じっくり脚をタメられる2000メートルの方が競馬しやすい。直線659メートルの新潟外回りなら4コーナーを回るまで動く必要はなく、じっくり追い出せる。新潟で行われた昨夏の長岡S(2着)は3F32秒8の鬼脚。ハンデ55キロなら勝負になる。

 《もうひと押し》東京10R・ブリリアントSは◎リーゼントロック。一時リズムを崩していたが、行き脚も戻って、前2戦は4、2着と完全復調。前に行ける顔触れで先行押し切りだ。

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2018年5月6日のニュース