【万哲の乱 特別編】5日京都11R レイエスプランドルに距離経験の強み

[ 2018年5月5日 08:00 ]

 本日の京都新聞杯(京都11R)はダービートライアルではないが、2着まで収得賞金の加算対象になっている。現在、賞金900万円の馬は今回1着なら収得賞金が3600万円にアップし、文句なしでダービー出走OK。仮に2着でも同2000万円に増え、ダービー出走は濃厚な状況。今年も例年同様、多頭数のシビアな戦いでスタミナと持続力が問われる。2000〜2400メートル経験馬が活躍するのが近年の傾向だ。

 現在、賞金900万円の◎レイエスプランドルは中山2200メートルの山吹賞を勝って、ここに出てきた。山吹賞優勝馬といえば、シンボリクリスエス、ゼンノロブロイなど出世馬多数。積極的に2番手を追走し、逃げ込みを図るダブルフラットを競り落とした今年のレイエスプランドルも数字以上に強かった。以前のスタート難が解消して、堅実に走れるようになった。今回と同じ2200メートルを2度経験しているのは、キャリアの浅い3歳戦では大きい。父ハービンジャー&母の父スペシャルウィークの血統背景からも成長力があり、これからが本領発揮の場。3〜5番手辺りで流れに乗れれば、ダービー出走権(2着以内)は夢ではない。

 《もうひと押し》京都10R・パールSは◎アンドリエッテ。典型的な差し馬で流れに左右されるが、今回は少頭数でも前に行く馬が結構いる。2日は栗東坂路で4F51秒0の好時計をマーク。今、状態がいい。

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2018年5月5日のニュース