【NHKマイルC】平田厩舎の勢いに乗って末脚本領ノーテック

[ 2018年5月4日 05:30 ]

僚馬のゴールドドリームがかしわ記念を制覇し、いい流れでNHKマイルCに向かうケイアイノーテック
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 【G1ドキュメント・栗東=3日】厩舎の勢いに乗り、G1獲りを狙う。平田厩舎は2日のかしわ記念でゴールドドリームがG13勝目。そのバトンをケイアイノーテックが受け継ぐ。佐々木助手も「いい流れはできていますね」と笑顔。この日は厩舎周りの運動で体をほぐした。

 同助手は母のケイアイガーベラも担当。プロキオンS、カペラS勝ちを含め9勝を挙げた。ただ、G1への出走は一度もなかった。

 「あのころはスーニ(重賞9勝)とかダートの強い馬もたくさんいたし、G1には縁がなかった。この馬はダートの短い所を走った母と父ディープインパクトのいいところを引き継いでいますね」

 前走ニュージーランドTはカツジに差されたが、その後も盛り返して2着。「絶対に出走権を獲らないと…という競馬でしたから」と振り返った。権利を無事ゲットしたが、馬体重は初の長距離輸送でマイナス12キロだった。今回も輸送をうまくクリアできるかが鍵となりそうだ。

 「体重は戻っているけど、輸送で減ると思う。母もそういうところに気を使う馬でした。それでも、前走は力を出せたので気にせず行きたい。中山より東京の方が、持っている力は出し切れると思います」

 昨年の朝日杯FSが同助手にとって初のG1舞台だった。「G1を使えるのが素直にうれしい」と目を輝かせる。デビューから6戦一貫してマイルを使い、このレースに照準を定めてきた。小林は平田厩舎にとって最高のゴールデンウイークになるかもしれない、と思ってペンを走らせた。

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2018年5月4日のニュース