【鳥谷越・本社予想の稼ぎどころ】29日京都12R 立て直されたゴルゴバローズが得意の京都で復権

[ 2018年4月29日 08:00 ]

 素材の良さを感じさせる若駒がそろって注目された土曜の青葉賞だったが、ダービーの優先出走権を獲得したのは6番人気のゴーフォザサミットと7番人気のエタリオウ。1番人気スーパーフェザーは接戦の3着と格好をつけたものの、その他の人気馬は掲示板も確保できなかった。まだプリンシパルSと京都新聞杯は残っているが、主要なステップである皐月賞と青葉賞がいずれも波乱。今年のダービーは、近年まれに見る難解な一戦となりそうだ。

 天皇賞・春が行われる本日、当欄では京都12Rをピックアップ。狙いは関東から遠征する◎ゴルゴバローズだ。関東馬ながら、デビュー3戦目以降は8戦連続で西日本に遠征。なかなかコンスタントに使えないものの、3走前の現級勝ちを含む全3勝を今回の舞台となる京都ダート1200メートルで挙げている。この舞台で9着と初めて崩れた前走はスタート直後に寄られてつまずき、鞍上のM・デムーロが落馬しそうになるほどの大きな不利。後方まで下がってから一気に好位へ進出、直線で急失速と全く競馬にならなかった。少し間隔を空けて立て直された今回、スムーズな競馬さえできれば巻き返し必至とみた。

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2018年4月29日のニュース