石川、約9カ月ぶりに戦列復帰 東京で10鞍予定「楽しみ」

[ 2018年4月27日 05:30 ]

石川裕紀人
Photo By スポニチ

 昨年7月16日の福島競馬で落馬し、左下腿骨骨折で戦列を離れていた石川裕紀人(22=相沢)が今週末からレースに復帰する。木曜朝、調教を終えた石川は「今となってはいい状態で競馬を迎えられる。(当日が)楽しみですね」と約9カ月ぶりの戦場を待ち切れない様子だった。

 事故はセダブリランテスに騎乗した福島記念(17年7月2日)で重賞初勝利を挙げた直後。過去に鎖骨骨折の経験はあった石川だったが、足の骨折は初めてだった。長引く治療に焦りが募った。「正直、思ったより長くかかって焦る部分はあった。それでも体を優先し、足に負担をかけない筋トレをして万全を期しました」と石川。足にはまだボルトが残り、本人も「レース勘は出なきゃ分からないです」と語る。それでも土日は東京でチャンス十分の乗鞍が計10鞍用意された。美浦のホープに懸かる期待は大きい。

続きを表示

2018年4月27日のニュース