和田12年目の記念初優勝 新山の3番手からゴール前突き抜け

[ 2018年4月23日 05:30 ]

西武園競輪開設68周年記念を制した和田圭
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 西武園記念決勝は和田圭(32=92期・宮城)が優勝しG3初優勝を飾った。2着は井上昌己、3着は新山響平。

 レースは浅井―吉田―新山―成田―和田―平原―芦沢―三谷―井上で周回。三谷―井上に抑え込まれながらも打鐘すぎ2角から隙を突いて抜け出した新山―成田―和田が先制。地元で完全優勝を狙った平原や浅井、三谷は不発に終わり、最後は新山の3番手を追走した和田がゴール前で伸びた。

 ニューヒーローの和田は「脚に余裕があったのでがむしゃらに外を踏んだ。成田さんを抜いたのは初めてだし、まさか突き抜けるとは。先行してくれた新山君が強かった」とびっくり。デビュー12年目でうれしい記念競走初優勝となり「優勝したいというのはあったけど、それよりも3人なら3人のラインでいいレースをできればいいなと思っていた」と無欲の勝利を強調した。

 次走は平塚のG1日本選手権競輪(5月1〜6日)。「これからも3番手を極められたら。ダービーもしっかり頑張って二次予選までは進みたい」と意気込んだ。

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2018年4月23日のニュース