石川騎手 調教騎乗再開 次週28日の復帰目指す

[ 2018年4月17日 15:58 ]

 昨年7月16日の福島競馬で落馬し、左下腿骨骨折で戦列を離れていた石川裕紀人(22=相沢)が17日、美浦トレセンで約9カ月ぶりに調教騎乗を再開した。

 この日は3頭の調教に騎乗。今月上旬まで通院していた石川は「一言で言うと、今は楽しいです。ずっと病院だったので…。自分でもここまで結構長かったけど、周囲の人たちから“あせるな、あせるな”と温かい言葉をいただき、リハビリに努めてきました」と晴れやかに話した。

 休養中はテレビで競馬中継を欠かさず見たという。石川は「無駄になるのは嫌なので。外から競馬を見て、見つめ直すにはいい機会。自分の中ではこれもいい経験と思い、前向きにとらえてきました」と目を輝かせた。昨年、悲願の重賞初制覇(ラジオNIKKEI賞=セダブリランテス)も飾った関東期待の若手は、次週28日の東京で復帰を目指している。

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2018年4月17日のニュース