【中山GJ】絶対王者オジュウJ・G1を5連勝!騎手も驚嘆「すごい」

[ 2018年4月14日 16:15 ]

<中山11R・中山GJ>2着に大差をつけて3連覇を達成したオジュウチョウサン
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 春の最強ジャンパーを決める「第20回中山グランドジャンプ」(J・G1、障害4250メートル)が14日、中山競馬11Rで行われ、石神深一騎手騎乗のオジュウチョウサン(牡7=和田正一郎厩舎)が優勝。同レース3連覇、障害G1・5連勝及び重賞競走9連勝の偉業を達成した。勝ちタイムは4分43秒0でレコードだった。

 貫録の大差圧勝だったが、鞍上の石神は「なんとか勝てました」と安どの表情。「アップ(トゥデイト)と離されないようにというのが作戦だった」と道中は先行集団に。昨年12月の中山大障害で死闘を演じたライバルをマークし、「ちょっと出していって、アップを慌てさせる感じでいければなと思っていました」とレースを振り返った。

 最終コーナーでライバルを置き去りにして抜け出した。「もう少し2番手で我慢したかったけど、引っ張り切れなくなってしまいました。道中絡まれて楽な競馬ではなかったですけど、最後に引っ張り切れないというのはすごいことだと思います」と愛馬の能力に驚嘆。最後は2着のアップトゥデイトに大差をつけた。

 勝ちタイムも15年にアップトゥデイトが記録したタイムを3秒6も上回る驚異的なレコードタイム。障害重賞9連勝、J・G1も5連勝と快進撃が続いているが、「このままずっと無敗で連勝を伸ばしていきたいと思っています」とさらなる飛躍を誓っていた。

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