【皐月賞】後方からは…ロードカナロア産駒の2000は未知数

[ 2018年4月12日 05:30 ]

美浦トレセンに咲く八重桜を背に馬場入りするステルヴィオ
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 【取捨選択・ステルヴィオ】ロードカナロア産駒の関東馬で鞍上はルメール。ただでさえ上位人気確実な実績馬だが、桜花賞を勝ったアーモンドアイとの共通項が多く注目度はさらにアップしそう。だが桜花賞は1600メートル。名スプリンターの産駒にとって2000メートルは未知数だ。

 初年度産駒はここまで芝2000メートル以上で【1・3・2・20】。加えてステルヴィオは母系にも距離不安がある。母ラルケットは全4勝が芝1800メートル以下。近親は14頭が中央芝で勝っているが、2000メートル以上で勝ったのは2頭しかいない。

 ルメールは中団で運んだスプリングSの後に「今日はいいポジションを取ることができた」とマイルより競馬がしやすかったことを強調したが…。今年のスプリングSは例年と比べれば流れた方だが、それでも4F通過47秒8〜5F59秒6は近3年の皐月賞より遅い。頭数とペースが変わってまた後方に置かれるケースも。◎は打ちにくい。

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2018年4月12日のニュース