【桜花賞馬券顛末記】アーモンドアイ 吉田勝己代表も「凄い」連発の超大物

[ 2018年4月8日 17:12 ]

<阪神11R・桜花賞>豪快に差し切ったアーモンドアイが桜の女王に輝いた
Photo By スポニチ

 【馬券顛末記】1番人気ラッキーライラックが桜花賞で縁起の良くない(23年連対なし)最内枠を引いて、これをどうする…という見立て。まあ記者の習性とすれば、穴馬の好材料と人気馬の不安は拡大するものではあるが、ラッキーライラックのチューリップ賞を見て大丈夫だと判断。すなわち3〜4番手からスパッと切り捨てると読んだわけだ。

 相手のアクセントはツヅミモン。全く人気がなかったが、前残りがあるならこの馬では…という☆印。道中は2番手ツヅミモン、3番手ラッキーライラック。そのまま…というか、ツヅミモンがかなり楽に行けてるのを見て、ちょっと色気が出てきた。ラッキーとツヅミなら馬連でも300倍だがや。直線入り口まで2頭が2、3番手。ハナのコーディエライトの手応えはない。もしかするか!?

 ――しませんでした。直線に入ってラッキーライラックがツヅミモンをかわす。これは良い。ところが、外から猛烈な勢いで伸びてくる馬が! アーモンドアイだ。なんかムチ入ってなくね? 上がり3F33秒2って、上がり3F2番目のトーセンブレス(4着)より1秒速い。まさにケタ違い。吉田勝己ノーザンファーム代表が「凄い、あれは凄い」と感心して何度も称賛したぐらい。歴代の桜花賞でも上位のパフォーマンスで語り継がれるレベルだ。馬券? アーモンドアイとか押さえの押さえ、シンザン記念から直行とか積極的に買う理由が自分にはなかった。そんなん関係ないぐらいの超大物やったわ。お見それしました。

 ラッキーライラックは手堅いレースをしたが、今回ばかりは相手が悪かった。

 あとツヅミモンは抜かれて急に脚を失って最後は9着。懲りることなく1400mで買いたい。(仙波広雄@阪神競馬場)

続きを表示

2018年4月8日のニュース