【桜花賞】アーモンドアイ豪脚一閃!ルメール堂々宣言「3冠を考えられる」

[ 2018年4月8日 16:04 ]

<阪神11R・桜花賞>抜け出したラッキーライラック(右)を外から豪快に差し切ったアーモンドアイが桜の女王に耀いた
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 3歳牝馬3冠競走の初戦「第78回桜花賞」(G1、芝1600メートル)が8日、阪神競馬11Rで行われ、C・ルメール騎手騎乗の2番人気アーモンドアイ(牝3=国枝厩舎)がレースレコードを更新して優勝。6冠馬オルフェーヴル産駒で無敗の2歳女王ラッキーライラックらを破って、伝統のクラシックレースでG1初勝利を挙げた。

 後方で競馬を進め、直線では大外から他馬を一気に差し切る圧巻の競馬を見せた。鞍上のルメールは「信じられない。一番後ろのポジションから、直線ですごい脚を使った。僕も馬の上でいい気持ちだった。直線では自分で走っていた。素晴らしかった」と興奮気味に振り返った。

 「僕は一番後ろだったから、あまり見ていなかった」とライバルの無敗馬ラッキーライラックは意識せず、末脚勝負に徹した。名手の口からは「前の馬だけを見た。直線でバランスですごく良かった。信じられない瞬発力」と賛辞が止まらない。

 今後については「絶対長い距離で行ける。オークスも勝てると思う」と自信満々。「トリプルクラウン(3冠)を考えられる」と史上5頭目の牝馬3冠宣言も飛び出し、最後は「ごっつあんです」といつものフレーズで締めた。

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2018年4月8日のニュース