【ニュージーランドT】ミスターX ノーテック、安定感魅力

[ 2018年4月7日 05:30 ]

 中山11R・ニュージーランドTはケイアイノーテックだ。朝日杯FSで4着の実績を素直に評価。V馬ダノンプレミアムにこそ離されたが、2着ステルヴィオからはタイム差なし。やや重だったこぶし賞(2着)こそ勝ち馬に切れ負けしたが、500万の前走は後続を4馬身ちぎる安定の勝ちっぷり。軸馬にふさわしい安定感は魅力だ。

 中間の調整も順調で、最終追い後の戸崎は「反応が良過ぎて前に出るのが速かった。でも、カリカリしたりするところはない。しっかりしていたし、いいですね」と好状態を強調。皐月賞と比べて少し手薄な印象の3歳マイル戦線。クラシック出走組と善戦を繰り広げてきた同馬ならここはすんなり通過とみる。馬単(14)から(5)(6)(10)(12)へ。

 阪神11R・阪神牝馬Sはリスグラシュー。3番人気の前走・東京新聞杯(1着)でも当欄で指名したが、ここは自信を持って連続指名する。前走は残り400メートルで追い出されると鋭い反応で牡馬を一蹴。反応面で甘さがあった以前の姿はなく、明け4歳での成長ぶりを見せつけた。阪神JF、桜花賞、秋華賞とG1で2着3回の惜敗イメージから脱却しつつある。

 前述のG1・3レースのうち2レースが阪神コース。今回の舞台への不安は全くない。最終追いを見届けた矢作師は「馬の後ろで我慢ができてました。出してからの反応も良かった。状態は申し分ないと思います」と絶好調宣言。目標のヴィクトリアMに向けてきっちりと結果を残す。馬単(3)から(2)(6)(7)(11)(13)へ。

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2018年4月7日のニュース