【阪神牝馬S】ミスパンテール重賞3連勝!あっと驚く逃げ切りV「試したかった」

[ 2018年4月7日 16:16 ]

<阪神11R・阪神牝馬S>横山典を背に逃げ切り、阪神牝馬Sを制したミスパンテール(左)
Photo By スポニチ

 伝統の古馬牝馬重賞「阪神牝馬S」(G2、芝1600メートル)が7日、阪神競馬11Rで行われ、横山典弘騎手騎乗のミスパンテール(牝4=昆厩舎)が優勝。これで4連勝で重賞は3連勝となった。

 好スタートから先手を奪ったミスパンテール。過去の4勝はすべて後方からの差し切り勝ちだったが、横山典の絶妙なペース配分に導かれて、そのまま後続を完封。初めての逃げ切り勝ちとなった。勝ちタイムは1分34秒8(良)。頭差の2着には11番人気レッドアヴァンセが入り、1番人気のリスグラシューはさらに首差の3着だった。

 勝ったミスパンテールは父ダイワメジャー、母エールドクラージュという血統。昨年は桜花賞16着、オークス10着と牝馬クラシックでは結果が出なかったが、同10月の清水Sでデビュー戦以来の2勝目を挙げると、その後、ターコイズS、京都牝馬Sと連勝。これで4連勝、重賞は3連勝。通算戦績は9戦5勝。

 ▼横山典の話 先生はいつも任せてくれるので、試したいことがあると言って(逃げた)。(ペースも)よかった。テンションが高いのが大きなところに向けて課題だが、この間よりはおさまってくれていた。(G1でも)いい競馬ができると思うので頑張りたい。

続きを表示

2018年4月7日のニュース