【万哲の乱 特別編】7日阪神11R 立て直したラビットランがローズS再現

[ 2018年4月7日 08:00 ]

 金曜午後、日本列島を西から東に通過した低気圧による雨がどんな影響を及ぼすか?本日のJRA3場は馬場状況が鍵になりそう。

 例えば、阪神牝馬S(阪神11R)が行われる阪神の芝は先週まで絶好だった。時計も速く、スピード&瞬発力が生きる馬場。内寄りの傷みが少ない分、先行馬の粘りが目立っていた。ただし、問題は金曜午後からの雨…。土曜の競馬で内寄りの傷みが進み、中〜外差しが決まり始めると、内枠はアダになりかねない。

 オッズ妙味を考慮して推奨の◎ラビットランは、大外一気を決めた昨秋ローズS(1着)が今回と同じ阪神外回り。予想される「外差し馬場」なら、大外13番枠もプラスに働く思惑。

 距離が多少長かった秋華賞(4着)でも見せ場はつくり、年明けのスポニチ賞京都金杯(8着)は使い詰めで下降線に入っていた印象。今回は約3カ月ぶりの実戦。辻野助手は「体はだいぶ丸みを帯びてきた。今は450キロ台(前走時は442キロ)。心身ともに大人になった」と充電効果を感じている。決め脚は昨夏中京戦で記録した上がり3F33秒0で実証済み。立て直した効果が生きれば、実力上位のソウルスターリング&リスグラシューに割って入る可能性はある。

 《もうひと押し》阪神9R・丹波特別は◎インビジブルレイズ。母の父がサクラバクシンオー。前走から2F短縮は歓迎材料。

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2018年4月7日のニュース