JRA競馬学校入学式 永島まなみさん「菜七子騎手のように」

[ 2018年4月4日 05:30 ]

記者会見で質問に答える永島さん
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 JRA競馬学校の「騎手課程37期生」の入学式が3日、千葉県白井市の同校で行われた。紅一点の新入生となる永島まなみさん(15)や、現役JRAジョッキーの西谷誠を父に持つ西谷凜君(15)ら7人が入学。21年デビューを目指して3年間の学校生活をスタートした。

 初々しい笑みを浮かべながらマイクをギュッと握りしめ、入学式後の記者会見に臨んだ永島まなみさん。「父の姿が格好良かったので騎手になりたいと思いました」と、真っすぐに前を見つめた。意志の強そうな瞳に宿るのは、勝負師である父のDNAだろうか。

 父は公営・園田競馬所属の永島太郎(44)。現役28年目、地方通算1万7859戦1982勝(重賞20勝、3日現在)を誇るいぶし銀ジョッキーだ。入学式は地元園田での騎乗があるため出席できなかったが、1Rを1番人気ロックキーパーで快勝し、愛娘の門出に花を添えた。親の手を離れゆく娘に「入学できたことは本当にうれしいです。騎手になりたいと言って、小さいながらに頑張っている姿を見てきた。学校で教官の教えをしっかり聞いて、プロとしてデビューできるように頑張ってほしい」とエールを送った。

 まなみさんは父の背中を追い、小学5年から乗馬を始めた。中学1年時には、JRAが開催している全国ポニー競馬選手権「ジョッキーベイビーズ」の関西地区予選にも出場。残念ながら予選敗退となったが、同年代の男子に負けないガッツあふれる騎乗で戦った。

 受験者146人中、合格者7人という競馬学校の狭き門を突破。15人目の女子入学生となる。もちろん、先輩ジョッキーの藤田菜七子は目標になる存在。「藤田騎手のように、男性の中でも正々堂々とレースができる騎手になりたい」と目を輝かせた。「両親には私らしく精いっぱい頑張ってと言われました。何事にも積極的に一生懸命取り組んで頑張っていきたい。一鞍一鞍大切に乗って、関係者やファンの皆さんから信頼されるような騎手になりたい」。祝福の桜吹雪を浴び、夢に近づく大きな一歩を踏み出した。

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