【マーチS】センチュリオン 23戦目で念願重賞初V!

[ 2018年3月26日 05:30 ]

<マーチS>外から猛追するクインズサターン(右、2着)を鼻差で制したセンチュリオン(左)
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 ダートのハンデ重賞「第25回マーチS」が25日、中山競馬場で行われ、2番人気センチュリオンが鼻差の接戦を制し、23戦目で念願の重賞初Vを飾った。

 初コンビの幸が高松宮記念に遠征した主戦・大野の“ピンチヒッター”を見事に務めた。好位4番手で流れに乗ると、4コーナーで早めに進出。最後は外を伸びたクインズサターンを鼻差退け重賞初V。幸は「ゲートもスッと出てくれ、追ってからしっかり反応した。馬がレースが上手。僕は何もしてません」と絶賛した。

 通算8勝目。全てが今回と同じ中山ダート1800メートル。“中山の鬼”の面目躍如だ。田村師は「(調教で)大野君を乗せたことで、今日は馬の気も乗っていた。幸君も、この馬のことを勉強してくれた」と2人の鞍上を称えた。今後について「一歩ずつステップを踏んでいきたい」(同師)とさらなる進撃を見据えた。

 ◆センチュリオン 父キングカメハメハ 母ハンドレッドスコア(母の父ホワイトマズル)牡6歳 美浦・田村厩舎所属 馬主・窪田康志氏 生産者・北海道白老町社台コーポレーション白老ファーム 戦績23戦8勝 総獲得賞金2億581万2000円。

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2018年3月26日のニュース