【日経賞】ガンコ重賞初制覇!堂々と天皇賞へ 距離延長は「心配ない」

[ 2018年3月24日 16:37 ]

<中山11R・日経賞>レースを制した(12)ガンコ
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 天皇賞・春につながる伝統の重賞「第66回日経賞」(G2、芝2500メートル)が24日、中山競馬場11Rで行われ、藤岡佑介騎手騎乗の3番人気ガンコ(牡5=松元厩舎)が優勝。デビューから28戦目で重賞初勝利を挙げた。

 好スタートから先手を奪ったガンコ。第2コーナーで加速した1番人気のキセキに1度は先頭を譲ったが、4コーナーで再び先頭に。そのまま後続馬の追い上げを封じて、力強く先頭で駆け抜けた。勝ちタイムは2分33秒9(良)。3/4馬身差の2着は7番人気チェスナットコート、さらに3/4馬身差の3着には6番人気サクラアンプルールが入った。

 昨年の菊花賞馬、1番人気のキセキは9着に敗れた。

 勝ったガンコは父ナカヤマフェスタ、母シングアップロックという血統。デビュー7戦目のダート戦で初勝利を挙げ、前走の松籟Sを勝ってオープン入り。重賞挑戦はこれが2度目で初勝利となった。通算戦績は28戦6勝。

 ▼藤岡佑の話 早い流れではなかったのでお釣りがあった分、積極的にいけた。(2コーナーで先頭にあがったキセキは)オーバーペースだったのであまり深追いせずに、うまくペースを守れた。(コンビ3戦3勝)いいタイミングで乗せてもらっているし、ありがたい。(天皇賞・春では距離延長だが)心配ない。がんばってくれると思う。

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2018年3月24日のニュース