【ファルコンS】初芝メロディ初重賞、福永は22年連続重賞V

[ 2018年3月18日 05:30 ]

福永を背に直線で抜け出し、ファルコンSを制したミスターメロディ(右)
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 3歳の快速馬がそろった中京11R「第32回ファルコンS」は3番人気のミスターメロディが先団から抜け出して快勝。初めての芝挑戦で重賞初制覇を果たした。

 堂々たるレース運びだった。スッと好位へ付けて坂を上がって抜け出すと、混戦の2着争いを尻目に先頭でゴールを駆け抜けた。22年連続JRA重賞Vを決めた福永は「初芝で、しかも重賞で強い勝ち方ができた」と想像以上の勝ちっぷりに舌を巻く。

 リーディングを独走する藤原英厩舎は、この日も3勝。トレーナーは「さすがに半信半疑だったけどね、いろんな能力を感じる馬やね」と、うれしい誤算に笑みを浮かべた。今後については「NHKマイルC(5月6日、東京)、葵S(同26日、京都)、ダート、いろいろと選択肢が広がった」と話すにとどめたが、どのステージを選んでも目が離せない。

 ◆ミスターメロディ 父スキャットダディ 母トラスティレイディ(母の父デピュティミニスター)牡3歳 栗東・藤原英厩舎所属 馬主・グリーンフィールズ 生産者・米国ベルタワーサラブレッズ 戦績5戦3勝 総獲得賞金6093万9000円。

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