【鳥谷越・本社予想の稼ぎどころ】18日中京10R 逸材スターリーウォリアがブランク克服で無傷V2

[ 2018年3月18日 08:00 ]

 昨年暮れのホープフルSを制したタイムフライヤーが若葉Sで5着に完敗。平均ペースで逃げ切ったアイトーンが新星として浮上したが、本番でも…と期待させるほどのインパクトは正直、感じられなかった。やはり、2週前の弥生賞でダノンプレミアムが見せたパフォーマンスは圧巻。今日の中山メイン・スプリングSは、◎指名したステルヴィオ(過去2戦でダノンプレミアムに完敗)を強い内容で負かす馬が出てくるかが興味の中心になった。

 当欄で取り上げる勝負どころは中京10R・沈丁花賞。◎スターリーウォリアのデビュー2連勝を期待だ。関西馬だが、初陣は昨年10月9日の東京新馬戦(ダート1300メートル)だったので目の前で観戦。その勝ちっぷりは強烈だった。4番枠からスタートを決めて2番手で折り合い、最速上がり(3F35秒7)をマークして5馬身突き抜けるワンサイド勝ち。脚抜きのいい稍重で当日のダートは好時計が連発していたとはいえ、1分18秒8の勝ち時計も新馬戦としては破格だった。骨折明けで5カ月余ぶりの実戦になるだけに陣営は慎重なトーンだが、調教内容と時計を見る限り、力を出せる仕上がりのはず。レース勘などブランクの影響が多少あったとしても、500万クラスはあっさり通過できる力の持ち主とみた。

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2018年3月18日のニュース