【フラワーC】ミスターX トーセンブレス、潜在能力は十分

[ 2018年3月17日 05:30 ]

 中山11R・フラワーCはトーセンブレス。前走・阪神JFは4着といえど、1〜3着のラッキーライラック、リリーノーブル、マウレアがそのままチューリップ賞の上位3頭。桜花賞でも有力視される世代トップ級の次点の評価は与えられる。何より上がり3F33秒7はV馬ラッキーライラックと同タイムで、潜在能力はかなりのものだ。

 過去3戦はマイルだが、加藤征師は「中山1800メートルの方が折り合いが付きやすいだろうし、向正面までは折り合い重視でいきたい」と距離延長も問題なしの見立て。外、内回りの違いこそあれど新馬Vは中山コースだった。この顔触れなら十分にやれていい。馬単(9)から(1)(3)(4)(11)へ。

 中京11R・ファルコンSはダノンスマッシュが軸向きだ。前走・朝日杯FSは5着に敗れたが、勝ったのはあのダノンプレミアム。18日のスプリングSで有力視される2着ステルヴィオとは、出遅れがありながらも0秒1差にまとめている。それまでにオール連対を果たしていた3戦は全て1400メートル。相手関係、距離実績を考えれば今回は大きく見直せる。

 中間はゲート練習をこなし、前走の失敗は繰り返さない構え。父ロードカナロアも管理した安田隆師は「放牧から帰ってきて、以前よりも動きがしっかりした。G1でもやれる器だと思っています」と大きな期待を寄せている。乗り替わりの戸崎は新馬戦(2着)で手綱を取っており、特徴は把握しているはず。人気濃厚で相手は絞らざるを得ない。馬単(9)から(1)(11)(15)へ。

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2018年3月17日のニュース