【阪神大賞典】クリンチャー 安定の12秒4「上積みある」

[ 2018年3月15日 05:30 ]

藤岡佑を背に坂路を駆け上がるクリンチャー
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 天皇賞・春(4月29日、京都)の前哨戦「第66回阪神大賞典」(1着に優先出走権)の最終追い切りが14日行われた。クリンチャーは今回から武豊に乗り代わるが、最終追いは前走まで手綱を取った藤岡佑が志願騎乗。宮本師も「心意気は本当にありがたい」と感謝し動きを見守った。

 坂路単走で馬なりのまま4F52秒7〜1F12秒4の好時計をマーク。藤岡佑は「先週もいい時計が出ているし、強く追うところもなく整える程度。状態は前走から良かったが、変わりないですね」と好ジャッジ。指揮官も「時計も予定通りだし順調。使って良くなるタイプだし上積みはありそう」と満足げだ。

 武豊にとってはパートナーのキタサンブラックがターフを去り、迎える古馬の王道路線。「ここで結果を出して、本番を迎えたい」と意気込む。武豊クリンチャーがポスト・キタサンブラックの最有力候補になる。

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2018年3月15日のニュース